体が痛い

ベッドも敷布団も無いんですよ。

フローリングの上で毛布だけかぶって寝る生活がかれこれ半年は経ったのだろうか。
来るべき冬に備えて本格派引きこもり御用達グッズであるアウトドア用毛布を買うか検討中。

本格的に仕事ができない状況に成りつつあり、東京を離れるという選択肢も視野に入れなくれたならない。もっとも障害年金はもう通ったのでどこに行っても貰えるし、生活保護の条件も仕事を完全に放り出せば満たすので、ダメな意味でどこでも生きていける。

海外逃亡もいいかもしれんね。モロッコみたいな発展途上観光国でwebサイト制作やればさぞ儲かるだろう。言葉の壁を打破してくれる協力者が必要だが。

それでも、この街に縛られている。
往生際が悪い。この先、ここに住んでいることで奇跡が起こる見込みは無い。
暮らすには非常に便利な街だが、思い出は風景の至る所に染み込み、心をザクザクみじん切り。

ただ、「悪い」思い出が染み込んでいるという意味では実家のある街の方が数段勝る。
あの街で今の私は完成している。
どの道で石を投げられたか、どの通りで罵詈雑言を浴びたか、どの路地裏で理不尽な暴力を受けたか。
お前らが忘れていても、僕は、忘れることができない。
だから一人暮らしに逃げたんだ。今でも、逃げっぱなしなんだ。

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